| 【SEMICON】薄いSiウエーハ向けのレーザー・ダイシング装置,XSiL社が発売 |
| アイルランドXSiL社は,薄いSiウエーハに特化したレーザー・ダイシング装置を「SEMICON West 2007」(7月16日~20日に米国サンフランシスコで開催)に合わせて発売する。 |
| 前工程で処理される300mm径のSiウエーハの厚さは775μmである。一方,後工程で処理されるウエーハの厚さは,高密度実装に向けてここに来て 100μm以下といった水準に薄くなっている。今回XSiL社が発売したレーザー・ダイシング装置「X300D+」は,これまで別々に処理していた以下の 四つのプロセスを装置内部で連続して行い,生産の安定化とコスト低減を狙った点に特徴がある。 |
| (1)粒子(デブリ)付着防止のためのコーティング:非イオン系の水溶性コーティング剤をウエーハに塗布し,ダイシング時に発生するデブリがデバ イスに付着するのを防ぐ。 (2)ダメージの小さいダイシング:高出力の紫外線パルス・レーザー(波長355nm)を使ってウエーハとDAF(ダイ接着 フィルム)を高速にダイシングし,チップの欠け(チッピング)やダメージを抑える。 (3)洗浄:コーティングおよびダイシングしたウエーハを装置下部 の洗浄ステーションで純水洗浄する。この際,最初のプロセスで塗布したコーティング剤や付着したデブリを除去する。 (4)プラズマ・レスのドライ・ エッチング:薄いSiウエーハ向けに新たに開発したXeF2ドライ・エッチング技術「MaxFlex」を使い,個片化したダイの切断側壁をエッチングする。ダイへのストレスを減らすことで,強度を高める。 |
20μm厚DAF付きの75μm厚Siウエーハをダ イシングした後のSEM像。アイルランド XSiL社のデータ。
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四つのプロセスを装置内部で連続して行う。 XSiL社のデータ。 |